アニメ進撃の巨人 第3期 17話(通算54話)『勇者』感想
巨人とは
なんだろう。
なんというか巨人が豪華になればなるほど怖くないってのはどうなんだろうか。
初期の巨人は単純明快だからこそ得体の知れない恐怖を感じたんだと思います。
人間を見たら捕まえて食べるだけ。
これがいかに恐ろしいことか分かりました。
初めて見た時の獣の巨人は、遠目からノッシノッシと歩いてるだけでこいつはスゲエヤバい奴だと身震いしましたが、今日のようによく喋りよくハシャギとても弁が立ったりするといけません。
人間に近くなればなるほど全然怖くなくなります。
というか中にいるの人でしたね。
まるで巨人型のロボットをパイロットが操縦しているようです。
しかも攻撃技がサイドスローって、もうほぼ野球人です。
それに注射一本で巨人になれる(←これ)って、そこがいまいち巨人を安っぽく見せてしまうのかも知れません。
そういえばいいいヤツだったマルロがヒッチを残して死んでしまったのはここでした。
結局良い人はみんないなくなってしまうな。
アルミンとベルトルト
神谷兵長に見惚れてましたが、この回の目玉はアルミン・アルレルト(絶対噛む)です。
Season3で一番見たかった話がここから立て続けにあるのですが先陣を切って
アルミンが丸焦げになってしまいました。
アルミン役の井上麻里奈さんが素晴らしくて台詞の一つ一つが胸に刺さる。
似た者同士のアルミンとベルトルト、二人のねちっこい掛け合いがこの戦いを更に見応えのあるものにしてくれたのは間違いありません。
作画チームも声優陣も凄味が光るまさに燃えるような回でした。
今後は贔屓の車力の巨人にも注目したいと思います。